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屈折する星くずの上昇と下降 



すでに一部のヒトたちは御存知だと思いますが、立つ鳥あとを濁して(←)ヴァナ・ディールにサヨナラをすることにしました。

リアルワールドはなかなかハードな世界だし、未だにタバコもやめられないくらい意思が弱いふぁっしょんさんですから、あるいは再びまたヴァナ・ディールへ舞い戻ってしまう可能性が無きにしも非ずというあたりが困ったところだったりするのですが、まあそれなりにぼちぼちと頑張ってみるつもりです。

というわけで、わたくしふぁっしょんのクロニクルたるこのブログも本当に本当の最終回。何となくブログというモノに手を出して「三日坊主はカッコ悪いから四日更新を目標にしよう」という非常に低いココロザシから始まったこの日記もアレヨアレヨという間に五年とか。こんなにも長く続けることができたのもひとえに皆様が(なま)あたたかい目で見守ってくれたおかげだと思います。

まだまだ冒険を続けるヒトも、既にやめちゃったヒトも、わたしのフレだったヒトも、全然からまなかったヒトも──ヴァナ・ディールという名の架空の世界で同じ時間を共有した All The Young Dudes にたくさんの「ありがとう」を。

そして、いつかまたどこかで。

2011/03/30 Fashion (Pinkspider)
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ラミネール少年の秘密 



大病「ダボイ肺炎」を患う母親に高価な薬を購入するために来る日も来る日も配達の仕事を続けるサンドリア王国のラミネール(Raminel)少年について。

49 名前:既にその名前は使われています 投稿日:2010/06/20(日) 11:02
  競売所から「こんにちは、配達に来ました!」までの時間が
  ヴァナ・ディール時間35分=地球時間01分。
  荷物の受け渡しの時間が競売側でヴァナ時間22分=地球時間50秒。
  往復分と合計して一度の配達に要する時間は
  ヴァナ時間01時間32分=地球時間2分50秒。
  不眠不休で働き続けているのでヴァナ時間一日に約15.6回、
  一ヶ月に約469.5回、一年に5634.7回の配達をしていることになる。
  休暇をとったという描写もないため、
  メンテナンス中にも配達を継続していると仮定すると
  冒険者の時代がはじまってから216年間に約1217113回の配達をしている。
  一度の配達における賃金が冒険者の初期所持金と同額の10ギルと仮定すると
  216年間で約12171130ギルの収入、地球時間にして時給176ギルの収入。
  一度の配達が約264歩、
  エルヴァーンの少年の駆け足の歩幅を40cmと仮定すると配達距離は105.6m
  ヴァナ時間一日に約1647m、一ヶ月に約49.5km、一年に約595km
  冒険者の時代がはじまってからの走破距離は約128520km
  これは地球三周強の距離に相当する。

ちなみにサンドリア王国のクエスト「冒険者の日記」において我々冒険者の手から彼の母親に「咳止めの薬」がもたらされることになるのですが、この薬がイマイチ効かなかったのか、それとも他に欲しいモノがあるのか、はたまた仕事が生き甲斐になってしまったのか、今日も今日とてラミネール少年は配達の仕事を続けるのであります。こんにちは、配達に来ました!

現代ピクシー事情 



タロンギ大峡谷を歩いていたら、ピクシーさんがフワフワピカピカ。メイジャンの試練の 838番目の内容が「10個の『妖蟲のフラスコ』をグロウベルグの幽境の沢へ還す」というモノであることからピクシーさんを解放するヒトが急増。その結果としてピクシーさんが現代世界にまで出現したようです。さしずめ我々冒険者の手によって歴史が変わったというところでしょーか。

特定のモンスターを1500匹撃破せよ、なんていう不毛極まりない試練なんかと比較すると「自分のため」が結果として「みんなのため」になるこういう試練はすごくステキに思えたりするのですが、実際にこの試練を受けたヒトの話を聞いてみるとエクレア属性の「妖蟲のフラスコ」を10個還すということは、獣人を撃破→目的のフラスコを入手→グロウベルグの幽境の沢まで運搬、の手順を10回にわたって繰り返す必要があるわけですから超が付いちゃうほどに面倒臭く、ハッキリ言ってもうコリゴリとか言っていました^^;

我々のFFXI用語辞典によりますと、ピクシーさんの生息数って「絶滅寸前まで減少していようが現代世界に出現するまで増加していようが、サーバーメンテナンスの際に生息数がリセットされる」らしく、サーバーメンテナンスを伴うVer.UPを間近に控えたこの時期ですから、せっかく現代世界に顔を見せるようになったピクシーさんたちも、すぐにまたいなくなっちゃうみたいです。残念;

ダイスを転がせ 



いいかげん魚釣りにも飽きてきたので、そろそろ祟られた帽子作成の準備にかかることにします。と言っても、ふぁっしょんさんの骨細工スキルは35。こんなスキルではハイクオリティ品以前に座ることさえ無理なので、まずは骨細工の職人さんを探すところからはじめなければなりません。するとバラさんのお友達が師範クラスの骨細工職人らしいのでヘコヘコしながら祟られた帽子作成をtanomi.com。

クフタルの洞門のデビルマンタさんから手に入れたエンゼルスキンと競売購入したモノを加え、五回分の合成素材を用意。呪われた帽子の作成にはスキル上限値11の確保がウンタラカンタラなので、五回程度の合成ではまずハイクオリティ品は期待できないのですが、とにもかくにも合成開始。そして完成したのは五個の呪われた帽子。つまりハイクオリティ品は無し。やっぱし。この呪われた帽子は20万ギルの赤字レシピなので(@ぱんでもにうむ鯖価格)、それが五個ということは不良在庫を残らずさばいたとしても すでに100万ギルの赤字が確定。バクバクと高鳴る気弱な心臓を押さえ込みながら、オーケーまだ想定の範囲内だッ!

負け続けてあともどりができなくなったギャンブル中毒の行動そのままに、さらに五回分の合成素材を追加購入して合成再開。六回目、七回目、八回目と量産される呪われた帽子。そして九回目の合成でもハイクオリティ品の神は降臨せず、最後の最後、十回目の合成も……ゴフッ! こういうのも筋金入りのHigh-Jinのヒトなら眉ひとつ動かさずにお金をかけ続けるのでしょうが、積み重なる赤字に失禁寸前のふぁっしょんさんはギブアップ宣言。もうらめえええ;

■ヘカトンキャップ【頭】LV73~戦シナ暗獣吟竜
 防33 HP+12 STR+11 DEX+5 スロウ+9%

そんなこんなの艱難辛苦の果てに涙涙で解呪に至ったヘカトンキャップ。マンダウ専用ウェポンスキルのマーシーストロークのダメージを伸ばすには、これ以上ないぶっちぎりのプロパティ。フッ、また一歩最強のシーフに近付いてしまった。最後になりましたが、急な合成依頼を引き受けてくれたバラさんのお友達の骨細工職人さん、ありがとうございました。何回も座らせちゃってゴメンナサイ。

Fish Scratch Fever 



龍のねぐらで「海王の免罪符:頭」を入手したふぁっしょんさん。あとは呪われた帽子さえ調達すれば晴れてヘカトンキャップの完成となるのですが、どーせならばヘカトンキャップ+1を狙いたい。呪われた帽子は骨細工スキル上限97のレシピですからハイクオリティの祟られた帽子に化ける確率は、エート……よん? とにかく超低確率。そんなレアモノは競売所にもバザーにも滅多に出品されないので骨細工職人さんに作成を依頼することになるのですが、先立つモノとしてダークキャップとエンゼルスキンが必要。ダークキャップに関してはコジンマリとした価格で競売取引されているのでカカッと購入するとして、問題は高価なエンゼルスキン。

わたしだっていっぱしのHigh-Jinですから、エンゼルスキンの20個や30個くらいのオトナ買いではビクともしないとまでは言わないまでも、何とかなる程度の財力はあるんです(まるで自慢にならない自慢)。ただですね、持ち前の吝嗇癖からドカンとお金を使うと必要以上に凹む傾向があるので、敢えて正攻法でエンゼルスキンを狙ってみることにします。シゥシゥさんに「いっぱいお金を持っているくせにどうしてそんな手間のかかることをするの?」と訊ねられたので「お金持ちが『何事もお金で解決するのは良くない』とか言って苦労を楽しむみたいな感じ?」と答えたら「ウザイから氏んで」って言われました。生きていてごめんなさい。

改めてエンゼルスキンの入手手段を挙げてゆきますと、トゥー・リアの四神は青龍さんからのドロップ、過去世界は連合軍戦績ノートリアスモンスター(A.N.N.M.)の報酬、オズトロヤ城に棲む砂時計販売ゴブリンからルンゴナンゴ翠貝貨07枚という有り得ないレートでの交換等がありますが、最もお手軽なのはクフタルの洞門で魚釣りをした際に外道としてかかるデビルマンタ(Devil Manta) さんからのドロップを狙う方法。クフタルの洞門の地下に広がる水溜りのような池がデビルマンタさんの棲息地帯。というわで早速フィッシング開始。開始直後にいきなり糸を切られて餌を失うという小ネタも忘れません。池の中にはクラブ(蟹)、プギル(魚)、そしてデビルマンタさん(蛸)が潜んでいて、何がかかるかはランダム。魚釣りに関してはズブの素人のふぁっしょんさんが本当に釣り上げることができるのだろーかと半信半疑ではじめたところ、ナンだカンだで結構イケちゃう。

それなりにデビルマンタさんを釣り上げることができるようになったものの、肝心のドロップはマン●の皮ばかりでエンゼルスキンが一向に落ちない。デビルマンタさんの撃破数が二桁を突破したあたりで「競売購入した方が手っ取り早い」という当たり前と言えば当たり前の結論に達したのですが、ここまでコケにされるともうあとには退けず、意地でもエンゼルスキンのドロップを見たい。最終的には15匹目のデビルマンタさんからようやくエンゼルスキンがポロリ。一週間クフタルの洞門にヒキコモった結果がこれだよ!!